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はらはら舞う雪が
今年の始まりを告げ
あなたは今どこで何を
しているのでしょうか
初めてあなたに出会ったのは
一面真っ白な雪の日で
私は雪化粧で艶やかに
ただずんでた
そんな私にあなたは
キレイだと呟いた...寒椿
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今まできた道のりを思い返していた
仲間の群に紛れて流されていた
毎日がいつのまにか進んでいて
自分の考えなんて1つも持ってなかった
仲間の背中眺めて
それぞれの道へ散らばって行くのを
傍観者のように見ていたんだ
それぞれの道へ進んでいく
仲間たちを見つめて
何故かきゅうに寂しさ込み上げてきた...それぞれの道
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私はあなた以外は 誰も見えてないのよ
お願いだからねぇ まっすぐ私を
見ていてよあなたは
私に気づいてるふりをしているだけで
向き合ってはくれないあなた
いつも違う所ばかり ほらほら
またあなたは違う所ばかりなの
キョロキョロしているのよ
ねぇいつになったら私だけ見てくれるの
そろそろ私だけを見て...あなた
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赤く染まるその道を
いつも2人で歩いてた
長く伸びる凸凹の影
いつまでも一緒だった
この道はどこまでも
2人仲良くひたすらに
歩いて進む道なりに
暗く染まったその道を
1人寂しく歩いてく
何も見えなくなった...道
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あなたは勇者
もし魔法が使えたら
どんな魔法がいいですか?
回復にしますか?
防御にしますか?
攻撃にしますか?
あなたは勇者
パーティには
誰を連れていきますか?
女騎士がいいですか?...冒険
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ヒラヒラヒラ舞い降りて
キラキラキラ吸い込まれて行く
海の底真っ暗闇静かに目を開け
眩い光浴びれば
そこは異空間
キレイな衣ひるがえし
みんな踊り出す
ヒラヒラヒラ舞い降りて
ピカピカピカ色鮮やかに
楽しいときはあっという間に...おとぎ話
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なんでこんな日に
1人でいるのだろう
昨日までとは違う景色に
戸惑っていた
レストランも予約して
プレゼントも買った
なのにあなただけがいない
ひとりぼっちのクリスマス
寂しくレストランでぽつり
綺麗な夜景がボヤけて見えて...クリスマス
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恋をするとその人の色に染まる
髪型や服装好きな物まで
その人に好かれたくて
慣れないお弁当作って
毎日が楽しくて
新しい発見ばかり
お弁当のおかずの
レパートリーも増えていった
恋が冷めて来るとなんでだろう
何にもあわせなくなっていき...恋色
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今日からすると毎日のように
言いふらし
今日もまた明日からが口癖に
買い物に行っては好きなものを
我慢できず
いつになったら始めるのか?
いつになったら痩せる日は
来るのだろうか?
今日からは絶対と始めても
次の日には食べてしまう...ダイエット
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行き交う人々
目の前の景色がクルクルと変わる
この中で何人の人と目が合うのだろう
この中に運命の人はいるのだろうか?
この人混みの中で
1人立ち止まって流れに逆らって
生きていくことはできるだろうか?
1人1人と
ぶつかって流れにそっていく人々
同じように立ち止まっている人を見て...人混み
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あなたはいつも見つめて来る
近づいて来るくせに私から
近づくと逃げて行く
構ってほしいと鳴いて
私に絡まりつくくせに
撫でてあげるからほらおいで
構ってほしいんでしょ
撫でてあげるからこっちおいで
僕はいっつも超マイペース
構ってほしいときだけくる...私とあなたと僕
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何もしたくないいいお天気
ぼーと空を眺めていた
ゆっくりと動く白いわたあめ
見惚れていた
バナナ、イチゴ、肉
お腹がすいて来た
ネコ、イヌ、ウサギ
可愛く見える
ぼーとしていて夕暮れに
赤く染まる白いわたあめ...空模様
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朝目が覚めて 目の前には同じ顔
ほらおはよう起きて これからの僕に
何が起きたか分からないまま
キミは突然話し出したんだ
これからはキミか僕の変わりとして
生きていくんだと
だからこれからのことは全部すすんでキミが決めていくんだ
何も心配することはないよだって昨日とは違う僕だから
ほらはやく 支度し...(non title)
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何にもないような日常でも
何にもないような今日でも
何にもない日なんてないから
何もしてないでいるよりも
ここから少しでも出てみようよ
何かいいことあるかもしれないよ
さあ勇気出してみてみようよ
外の世界へと踏み出して行こう
何でもいいから理由つけてみて
その気持ちがまずは始めの一歩...つながり
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朝起きて窓から差し込む光に目がくらむ
空を目掛けて手をかざした
吸い込まれそうな青と白の世界に目を奪われて服を脱ぎ捨て走り出すよ
ただがむしゃらにもがくよに
この空へと届いてと
この街を抜けてもっともっと近くへ
この森を抜けてもっともっと近くへと
この丘を越えてもっともっと近くへ
この海を越えても...空-その先へ-