ブックマークした作品
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君と僕は対照的で
いつも少しだけずれていて
君はお気楽主義者で
僕はいつも悲観的だった
そんな僕らがなぜ一緒にいるかなんて
もう遠い遠い話だけれど
こうして背中合わせで前を見るだけで
全方位の景色が見えるよ
君は明るい未来
僕は寂しげな過去...contrast
Rau
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最低な恋をして曖昧に終わるんだ
案外さ それだけで幸せなのかも
最低な人生で簡単に終わるんだ
案外さ それだけで幸せなのかも
夢の夢のまた夢を見ていたの
シーサイド 子猫の甘い結末
さようなら
花をもぎ取って 扁平足で海辺を走った
軽やかに 軽やかに
さようなら...さようなら、花泥棒さん
メル
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アオイ
孤独にさよならを告げ
宛てなきままに降り立つ
何もかも目新しくて
ただ恐れるまま
そんな私に手を差し出した
初めて触れた感覚
それが
無償の愛と知る頃
与えられたぬくもりに泣き...アオイホシに告ぐ想い
下弦
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僕は いつも君のそばにいるから
出会ったときには 思いもしなかった
こんなふうに 君に会えなくなるなんて
ひとりぼっちの夜は 淋しいんだと
君の涙が 僕に言う
部屋の中のラジオから
懐かしい歌が 流れてる
つらくて 泣きたくなるような日は
おもいっきり泣いてもいい
君に触れること できなくても...いつも君のそばに
紫音
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こんな景色なんて
いつからか見飽きてた
明日の事なんて
考える余裕もない
いつかこの小さな
窓から羽ばたいていきたい
生きて君の心よ
それ以外何もいらない
近すぎず遠すぎない未来が
君を待っているから...Monochroad
Icchi
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A
壁を造るのは何でしょう?
壁を壊すのは何でしょう?
それは心の中にあるものでしょう?
どっちも自分でしょう?
B
その自分がさ、自分でさ
怖いって思ってしまっているんだ
造り出したその壁、壊した先に見える世界を
ハコの窓から眺めてみたら...ハコイリ
sakagawa
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白に染まる部屋で一人きりさ
時を刻む音は警告する
「一体何のために そっと息をしてる?」
ならいっそこのまま流れてしまいたい
「一体誰のせいで?」
「絶対僕のせいで。」
とかばっか呟く答えのない迷路
零れ落ちてゆく感情は螺旋
涙が重なったスペクトル
苦く甘い現実...Emotional Drops
下弦
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青の音 止まぬ小雨
木々の芽 あまだれ
零れる ひとしずく
耳を澄ませて
音の波が 壁を超え
心を揺らして 涙する
降りしきる雨しか誰も訪れないまま
狭い世界の向こう側に 聞こえてた君の声が
壁叩く雨音 いま胸を満たす旋律
光のあふれた音色で...ひとりのデュエット
TurtleIzzy
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トウキョウダイバアフェイクショウ
吐出して憶えた快楽と痛覚を往往にして
取留無い閑談の暗号で始まる
サイエンスフィクション
食み出す境界線 感情は屋上の延長線上
退廃したバックビート=ナンセンス
三角形に罰を打って
「痛い痛いの飛んでけ」って
空っ砲の脳で蝶に成って
四の五の言わずに三二一で行け...トウキョウダイバアフェイクショウ
ツミキ