【初音ミク】A Little philosophy【オリジナル】
作品は作品。自分は自分。
そうは思ってても、こういう乙女チックな歌詞を書いてると
何だか不思議な気分に見舞われます。ふへへ。
A Little philosophy
詞曲 ラスぽん
甘えてた 夏の午後の陽射しに
溶け合う 汗と蝉の音に
流してた?
頬に つたい落ちる
その 千切れた隙間の
滲む Evergreen
覚えてた でも 忘れてた?
追い掛け消える 陽炎の様に
いつまでも 居たかった
大切なひと
暑い日も 凍える日も 全てが
終わりはあるって知らなくて
「外へ行こう」
差し出された手に
胸が躍って 駆け出した
不安を残したまま
眼に映る 潤んだ瞳
「どうしたの?」って聞けなくて
絞り出す 細い声に
今日は 二度と無いと知った
「――さよなら。」
振り返り 少し笑って
「また会いに行くから!」
涙拭って 手を握った
「…次にまた此処に来た時は―――…」
言葉を噛み殺した
上手く 声にならなくて
それは 淡い恋の物語
色褪せた Evergreen
風の音に 眼を開けた
誰かが望んだ 景色が映り
いつかまた 同じ日を
誰かが歩むのかな
例え今は
君はもう 横にいなくても
迷わないよ
それが私の道標だから