白馬
お気に入りの曲についていた「世界を旅するKAITO」タグを見ていて、ふと思いついたので……。
馬頭琴の音色は、草原で奏でるのにふさわしく、重厚で力強く、うっとりするような響きがあって大好きです。
ボーカロイドであるKAITOならホーミーも出来るかな?と思いましたが、そういえばこの分野には強敵がいた(笑)。
そして、馬頭琴といえば、「スーホの白い馬」を思い出し、テーマにしてみました。
馬頭琴誕生の言い伝えに関しては、複数あるようですが、日本ではこれが一番知られているのではないかなと思います。
久しぶりに読み返してみましたが、物語のなかで、「白馬をなくしたくやしさ」も歌ったと語られていて、あらためてぐっときてしまった……。
どうにもできない、やり場の無い思いをあらわす言葉ってどんなものなんだろうと考えてみましたが、ちょっと想像できませんでした……。
さびしき秋が去り うるわしき冬が巡りくる
遥けき草原の先に 君が待つ
白き災い潜む春を 足早な夏を越え
果て無き蒼穹の下で 我を待て