からだのないおんなのこ
-歌詞-
罪深い殻を捨て
土のしたへ圧しこめた
かわいい棺の中で
おやすみなさいな
来てはだめよ
触れられる 罪
あなたのためなの
命令は絶対でしょう?
生きてるわたしをころしていつかは
亡霊になれるの
言葉の容れもの わたしはこれから
とてもきれいでしょう?
からだがないのは素敵なことよ穢れのないまま
誰の手にも誰の目にもつかまらない優越
簡単よ ただそこにあるわたしだけを見つめてね
心だけ を あいしていてね
可哀想な原罪
白いペチコートのなか
あなたとわたしは違う
一緒にしないで
燃えるリボン
煙を吐いて
かわいい羽は融けて
今日も世界は美しい
生きてるわたしを抑して見つけた
無罪の証明よ
おかっぱ頭が睨んだ先には
さいごの標的が
少女たちの群れのスクールタイが示すとおりに
受け入れず欲しがらずに息をひそめて祈るの
色気づかないで あなたは主人公なんかじゃない
白い腕がうらみを果たす