タグ：卒業式

闇が潜む朝も灯り翳る夜も
あなたは曇らず息をしているだろうか
過去を悔めど未来を憂えど
其処はあなたの居場所じゃないから
プカプカと揺蕩う雲のように
泳ぎたいと願う心ひとつ
あればどこへだってゆける
だってココはお前の世界だろう？
歌うように鮮やかに
イマにイマに光を放つ...

挙句の果てには破滅の罠が待ってる　キャー
さけるチーズを割くかのように　桜の花が咲き乱れ
君の瞳に涙がキラリ　そっか君は花粉症
卒業したら二度と会えない　君は進学　僕は就職
僕の瞳に涙がキラリ　そっか僕も花粉症
でも助かった　泣いてるのバレない
卒業するのなんて　なんにもめでたくない
筒に入った卒業...

A
旅立ちの日そっと紡ぐ
君への手紙
言葉では 足りないから
かたちにするよ
B
ひとりは嫌いじゃなかったけれど
そばにいてくれたね
今なら言えるよ
「いつもありがとう」...

今日も 目が覚めて
少し冷える 部屋のすみ
君は 今もまだ
夢の中にいるのかな
新しい 世界には
新しい 想い出が
これまでの 世界から
旅立ちの 背中押す
踏み出すことが できたなら
戻れる場所も 作られる...

夢の随に揺れる
二人の一ページ
過ぎ去り日々の空の下で
幼い僕らのあの約束
重ねた時を超え
今君に伝えたい言葉「ありがとう」
傍にいることの素晴らしさを
君が僕に教えてくれた
星降る夜空に包まれて
人はまた人想う...

旅立とう　ここから
小さくなった　学び舎を
笑いあい　時に泣いた
共に過ごした　教室
慣れないことに戸惑い　助けられた　
先行く人の優しさ
肩を並べた写真　花が咲いて
そこにいつでも戻れる
忘れないで　傍で生きた日々を　輝いていた時を
それが君の背中を押すから...

音無く気づけば時は過ぎて
寒空は　温もってゆく
願わずも訪れる　花咲き散りゆく季節
日々の寂しさを募らせて
枯れ枝は　芽をつけてゆく
強く蒼く風は　轟くように街を薙いでいます
覚え事はいつも　嫌いだった
仲間と話す時間が　可笑しくて
けど一つだけ隠したままの
「花よりほかに　知る人もなし」...

A
永久(とわ)の友情を語っていた
あの日の女子の皆さんは
卒業式最前列で
泣いて笑って幸せそう
A
かく言う私は悟っていた
惚れた腫れたにゃ縁もなし
卒業式端っこのほうで
魚の目をして前を向く...

公園の桜は花開く時を　息をひそめて待ち構えてる
通いなれたこの道も　いつもと違う感慨で通り抜ける
流されるままに年月は過ぎ　振り返ることもあまりなかったよね
いろんな感情の重なりを　目をこらして見つめてみる
時間よ止まれと祈ったことなんて　全然なかったけれど
そんな気持ちを抱かせないほど　時間は残酷...

ひらひら舞う桜の花は
皆の別れを悲しんで
皆の別れを喜んで
皆の別れを彩るよ
体育館の入り口をくぐり抜け
向かう私達の次のステージ
入場瞬間飛び交う拍手
それだけで泣いてしまいそうで
今までずっと楽しかったよ
これからもきっと楽しいだろうな...

誰かに取られた君の制服ボタン
全部なくなった君の制服ボタン
私が持つものじゃない
それは分かっているけど
たった１つだけ思い出に
欲しかったな
卒業式とともに
君への思いをサヨナラしよう
またいつか今度は
友達として仲良くしてね...

学校までの通いなれた道　歩くとよみがえる思い出
初めはあんなに不安だったのに今はとても名残惜しい
遠回りして寄り道したよね　あそこで転んだりもしたね
一人で帰る帰り道はなんだか物足りない気がしたよ
今　校門の前で身だしなみ整えて伝えたい
「五文字のメッセージ」を
「ありがとう」みんなと過ごせた日々に...

古びたビルの非常階段
いつしか時は流れ、あの日から数年が経つ
でも、あのころの僕らが階段に腰掛けるのが視えるよ
寂しさも、悔しさも嬉しさも共に味わった思い出の場所
でも、いつの間にか距離ができて
僕は手を伸ばし「この手をつかんで」と叫ぶけど
君には聞こえなくて
君と僕との間には階段10段分の距離
君...

今日は少し肌寒い
冬と春の間
外では突風が吹く
こんなに寂しい風は
誰の風？
本当はこんなに
寂しいのに
悲しいのに
気丈に振舞う
風は誰？...

桜が咲いて 出会った僕ら
慣れない環境 抱く不安
そんなみんなにSay
「ハロー」
何かが変わる音がした
笑顔もあった 涙もあった
だけど変わらない
たったひとつのこの絆
ありがとう 今日この日だから
ありがとう 君に言える気がする...