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A
貴方ちょいとばかり
私お馬鹿に思い過ぎ
通り過ぎてく劣情に
感情論を振りかざして
降りしきる雨凌げなくて
傘の代わりに貴方をさす
B
汚れ役がお上手ね
助演最優秀賞の...

誘惑に染め上げた
指で視線操る
愛しのマリオネット
真紅色小さなLip
食んで甘い蜜を注ぐ
麗しの舞台(ステージ)
魅了するわ貴方だけ
二人きりのラブロマンス
捧ぐように演じて
愛に濡れた瞳...

小指に繋がる赤い糸 たとえ運命の相手 私じゃなくても 手繰り寄せて運命より強い絆に…
星降る夜に願う 君の笑顔誰より 近くで見られるのなら 他の何でもガマンできるよ この気持ち本物だから
信じてる？ 信じてる！ 神様もお月様でもなく 私の愛と君の心を
小指に繋がる赤い糸 たとえ運命の相手 私じゃなく...

A
どんな者にもなりましょう
あなたが望む為人(ひととなり)で
声色(こわいろ)さえすべてを
変えてみせます
B
自分と重ねてみたって
生まれるものは何も無い
あなた望むまま思いのまま
受け入れましょう...

風船を背に ダンスをして
「君の分まで僕は笑っていよう」
なんて言えたらいいのにな、ああまた空になりたいな
静寂へ 謳っている 咲く花火
白く濁った窓ガラスを叩いて消える
歌いたいね 君と一緒に
歌いたいね 君と一緒に
声が枯れても 夏の海をイメージしたら
君も笑ってる 魔法になっちゃった
心地いい...

僕の頭に乗ったのは
君が片手間に作った王冠
ルーズリーフで作られた
輝くことの無い冠は
どんな言葉よりも重かったんだ
君が囃し立てるから
僕はそのまま廊下を歩いた
大きな冠はすぐ落ちる
君の心はすぐ落ちる？
舞台の上の紙様へ...

A
水面に映る 遅咲きの
桜の華は 散るとして
舞い落ちてなお 鮮やかに
彩り纏い モノクロを
飾る
A
舞台設定 後付けで
幕を開けば とめられず
B...

毒の言葉を吐くのですか
いまなおわたしを落とすのですか
はだかの王様
あなたの服は
嘘で固めてあるようで
まったく温度がございません
わたしには見えておりません
はだかの王様
あなたの言葉は
ただただ綺麗に並んだだけで...

どんな状況でも君は君らしく振る舞っている
僕にとって君がどれほど遠い存在であっても
僕の憧れの的には違いがないんだから
君らしいままでいてほしいと思うよ
強く強く強く強く
強くあり続けてほしい
逆光を浴びて君は舞台に立っている
僕は客席から観ていた
主役でなかった君に惹かれた
主役なんかよりもずっと...