タグ:Sinsy香鈴
5件
いつでも一人きり
気づけば
あの坂に消えた
みなどこへ行った
まだ見ぬ空を
目指して飛んでく
一羽の行方を
知りたいと思うの
いつでもひとりきり
きずけば...一羽の行方
くる
薄ら寒い
風が撫でる
秋の夜長を
一人歩いた
命の重みに
揺られているの
木立の枯れ葉も
冬を迎える
遠くの家影
鈴虫が鳴くよ...秋の夜長
くる
緑の稲穂
空の優しさ
そよぐ夕風
懐かしさ こだまする
振り返るたび
細いこの道
遥か向こうに
あの日のあなた
みどりのいなほ
そらのやさしさ...稲穂
くる
崩れそうな砂のお城
あなたがそう言うのならば
そんなものは夢の話
初めから作りごと
めくるめく時へ駆けたはずの
あの日さえ存在しない
押し寄せる想い出から伝う
轟きに埋もれてゆくわ
崩れそうな砂のお城
あなたがそう笑うならば...砂のお城
くる
ふと君に逢いたくなって
君が好きだった 歌ばかり
口ずさむ 春の道
風にとぎれ とぎれ
風にとぎれ とぎれ
もう君に逢えなくなって
遠い空の色 見つめてた
降りそそぐ 春の夢
風にちぎれ ちぎれ
風にちぎれ ちぎれ...春のユメ
くる