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あなたが言ってくれた言葉は
今もここにあるよ
小さいときに かけられた言葉
あの頃は分かろうとしなくて
どんな思いが込められていたのか
考えもしないで
今 あの言葉を思い出している
ひどいこと言って ごめんね
今更なんでひどいよね
あの頃に戻れるのなら...あなたがくれたもの
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ずっと歩いて道に迷ったとき
目の前に分かる道なんか無くて
何が正しい道かなんて 誰がわかるんだろう
いつか訪れる岐路に立ったとき
自分が出した「こたえ」で進みたい
それがたとえ 後悔するようなことでも
何もしなかった後悔なんてしたくない
自分が自分で居られるとき
悩んでいる時なんだろうと
それは苦し...答えのないこたえは
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みんなが笑っている時
何がおかしいのかが分からなくて
笑えなかった
人と違うことをしている自分が
なぜ後ろ指をさされるのかが
分からなかった
そんな自分だから 昔から孤独を味わうことが多かった
いつもみんなのペースについていけなくて
歩幅を合わせることができなかった
でも...色ちがい
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蕾を咲かせることもなく散った
誰かの想いの花も
誰にも知られることもなく
芽吹かなかった想いの種も
自分だけじゃないって
分かっているけれど
誰かに知ってほしかった
すべてをかけて育てた想いを
誰かに聞いてほしかった
出しきれなかった悔しさを...実らなかった花たちへ
-
誰かのために 役に立つことがしたかった
でも 誰にも必要とされなかった
誰かのために 役に立つことがしたかった
でも できなかった
キズもドロもついていない このきれいな手は
まだ何もしていない手だ
今まで何をしていたんだろう
鏡に映った自分 その瞳に何を映していたの
見たくないものから 目をそらし...昨日の自分、明日の自分
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ごめんね。
また泣かせてしまった
僕の言葉が足りなくて 君を悲しませる
ただ"好き"って言ってほしいわけじゃないんだよね?
"君が居ればいい"だなんて
そんな言葉じゃ足りないよね
君の納得のいく気持ちが欲しいんだよね
"好き"以上の言葉が見つからなくて
僕も なんて言ったらいいのか 空を仰ぐ
"言葉...うまく言えないや
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いつも自分だけがと思っては自惚れて
世の中の舞台から逃げ出して 毎日泣いていた
歯を食いしばれず 落胆していた日々
つまらない現実に 興味無いのに
手当り次第で 味の分からない何かを食べ続けている
見えない仮面をつけて作り笑顔
本当の自分は何処に居るんだろう
何も無くなってしまったこのカラダ
抜け殻...点と線
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今は暗く長いトンネルを歩く…
地上に地面があるのは
もうそれ以上 心が落ちることがないようにあるのでしょう
地平線が真っ直ぐに見えるのは
人と人が同じ目線で 見ることができるようにあるのでしょう
空がずっと高くあるのは
人が上を向いて歩いていけるようにあるのでしょう
地球がまあるいのは
人と人が...この世界で私は唄う
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世の中はキレイな世界じゃない
なら たくさん泣いたっていいじゃないか
心の奥にしまった痛みを抱いて
今は思いっきり泣こう
チカチカと街頭の切れかけた電球のように
闇夜を照らす灯りが消えかけて
僕も消えてしまいそうだった
瞬きと同じ速さで こぼれ落ちる涙が
足元に落ちていった
あぁ 嫌だな 悔しいな...涙
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めまぐるしい時間の流れに 泳ぎ疲れても
誰かが放った言葉を 信じられなくなっても
それでも夢や希望を追いかけてきたよ
転んで笑われても 這いつくばって
何度も 何度も
つまずいて悩んで 迷ったりしても
その心があるから 泣いたり笑ったりできる
信じるものがなくたっていい
ヘタクソだっていい
その一...足跡
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君の幸せを願ってるなんて
思ってもいないから 口には出せない
君のたった一人のトクベツになりたくて
こんなことばかり考えてしまう僕は
バカだなぁって思ってしまう
他の誰かに取られるくらいなら
いっそ当たって砕けろの勢いってやつで
僕の気持ち全部ぶつけてみようか
あぁ でも砕けたくはないよなぁ
傷つく...大好きな君に…
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夜空に浮かんでいる月のように
その光はこの手に掴めない
鮮やかな景色さえ
手をすり抜けていく
消えてしまったのは僕?
真っ暗になった君がいない世界
月が綺麗だったあの日の夜に
君の笑顔がよく見えた
月の見えない夜は
僕の影も見えなくて...君がいない世界
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昨日より今日が嫌になって
投げ出したい気持ちになったら
僕に何が残るのかな
握った手からこぼれ落ちたのは
溢れる悔しさと 悲しみだった
抑えきれない想いに 瞳が熱くなるけれど
今日あなたが流した涙は
いつしか輝いて カタチになって 宝石になる
あなたの涙を見て 痛みを知った誰かが
人に優しくなれるだ...見えない光
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悩んだっていいんだよ
よく悩んだね
泣いたっていいんだよ
よく泣けたね
君が悩んだこと 君が泣いたこと
意味がないなんてことはないよ
何も言ってあげられなくて ごめんね
君が走っているところ ちゃんと見ているよ
君が歯を食いしばっているの ちゃんと知っているよ
だから僕も前を向いていられる...ひとりじゃない
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「ありがとう」なんて言葉ほど
心を痛くしめつける
君は僕との間に線引きをしたんだ
気づいていたよ
離れていても じゃなくて
きっともう ここまでの
踏み出せない線の先
もう君に触れることもできない
言葉さえ 目の前で落ちていってしまう
どんな言葉なら届くんだろう...ライン
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叩かれて 立ち向かっても
思い描いていた
なりたい者にはなれなかった
なりたくてなったわけじゃない者になるしかなかった
いつだって選びたくないものに
自分で決めるしかなかった
それが自分のためじゃなくても
いつしか自分見失って
先の見えない方向へ走っていくしかなかった
もうどこに居るのか ...なりたかった自分へ