初めまして、冷凍本マグロと申す者です。 末世だったり終末的な世界だったり、荒廃した世界と言った歪で劇的な世界観を好んでおります故、苦手な場合は申し訳御座いませんが悪しからず。 私の投稿する作品の殆どがオリジナルの歌詞となる為、もし使用して頂ける場合は私へご一報下さい。 勿論、ご一報頂ければ即時返事をさせて頂きます。
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からから音を鳴らしてグラスを揺らす
琥珀色が中で波立って
縁に口を付けて
飲み込んだ
それの何が美味しいのかは分からないけど
貴方はそれを飲んでいる時
普段以上に大人っぽく見えるの
かちんと音を響かせて火を着ける
慣れた仕草で煙草を出す貴方は
普段以上に疲れて見えるの...普段以上に
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叶わないものなら
叶わないから諦めて
叶うものなら
叶うから踏ん張って
何度も 繰り返して
私は屋上から飛んだの
錯綜されぬ鳥になりたいだなんて
そんな悪い夢に縋り着いて
気づいたら
追い込まれてた...八十八回目のサヨナラ
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降る雨に傘指さずいる
濡れるのもたまには良いだなんて
新調したスーツずぶ濡れにして
唯の言い訳にしかならないのは解ってんだ
どれが最善だったのか
そんなもん今になっちゃ解らない
別れ道を彷徨う迷子のように
そん時確かに迷ってたんだ
決めるべきは俺だったのに
Your goodbye that day...『Your goodbye that day』
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宵更け静かに燻るは
自分を確かにするもので
〝明日が来るのを楽しみに待ってる〟
だなんて
そんな何処でも聴くような言の葉じゃ
今の僕は満たされないんだ
暗蒼(あんそう)の空にて瞬くは
その存在を確かにするもので
〝誰よりも貴方を愛してる〟...独りきりの夜だから
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話しておきたい事があるんだ
今夜聞いてくれないかい?
まぁ僕についての話なんだけどさ
いつも通り、寝室で待ってるよ
けど君は来れないんだろうなぁ
まぁ気にしないけどね
雨が降り始めたみたいだ
まるで君が泣いているようで
胸が締め付けられるよ
酷い世の中になったもんだね...About_me(独自和訳一番目のみ)
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受けた感銘
投げ打つ冠名
居た堪れなぬなら
すぐさまその場で首を吊れ
骨折り損に唯終わるなら
無駄骨折る前にぶち壊せ
懐柔? 否々
現状に甘んじただけさ
未々青二才トーシロなもので
滑った手は止められない...陳腐を謡うミンストレル
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それがマヤカシだなんて
最初から知ってたんだ
諒恕賜るだなんて
誰彼思うか心は缺損心中
安っぽい香水の匂い
ネオンの波に攫われるようにして
君は宵の頃に街中へと消えた
それがサカサマだって
次いで気づいたんだ
立つ瀬がないなんて...結局君に恋してるんだ
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〝喫煙はアナタにとって〟~だなんて
そんな御託は聞き飽きたんだ
歳を重ねる過程が
唯苦味を知るだけになって虚しいんだ
覚えたくて覚えたわけじゃないし
知りたくて知ったわけでもない
ビターなチョコレートよりも苦い
その味を君へ流し込めば分かるかな
〝共感〟――。
Drunkenness is madn...火点し悔やんだ煙香の誘い