タグ「MEIKO」のついた投稿作品一覧(10)
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紅いドレス 赤いワイン
これは私だけに与えられたシンボル
誰にも譲れない 渡せないわ
碧い瞳 細い身体
君は私だけに与えられた人形
代わりなんていない 欲しくないわ
溶けた心と混ざり合う青の歌声
甘酸っぱい気持ちが私を支配する
ここから始まる私のラプソディ
"永遠に傍にいるよ"...Raspberry Rhapsody
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11月5日
レン「MEIKO姉知らない?」
KAITO「え?…いや、見てないよ?」
レン「おっかしいなー…どこ行ったんだろ」
リン「部屋にもいなかったもんね」
KAITO「どっか出掛けたんじゃないのかな?」
レン「しょうがない…帰ってくるの待つか」
リン「じゃあ帰ってくるまでモ○ハンやろうよ!」
レ...11月5日[例によって会話オンリーのやつ(笑)]
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人目に付かない端っこに ひっそりと佇む私を
あなたは気付いて手にとってくれた
私を抱えるその腕は とても暖かく 心地好かった
あなたの家に迎えられ VOCALOID(わたし)の始まりの合図
四角い部屋で奏でるメロディー
弾ける音に高鳴る胸 旋律に踊り 唄を歌う
貴方の心に華を咲かせよう
真っ赤に染ま...華唄
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ミクが帰ってきて2日が経った。
KAITOも少しずつミクとも馴染んできた。
昨日は二人でアイスを食べながら談笑していた。
そして明日の夕方にはリンとレンが帰ってくる予定だ。
…だけど私は少し気になることがある。
マスターの事だ。
この前の夕食あたりから、マスターの様子に違和感を感じていた。
上手く言...VOCALOID-6『紅の歌姫』[小説]
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夕食が済んだ後、しばらく談話が続いた。
マスターが僕らVOCALOIDを回収して大切にしてくれている理由。
人々がVOCALOIDを必要としなくなった事。
人々は唄よりも実用性の高い方を選んだ。
だから僕らVOCALOIDは不必要になったのだ。
でもマスターとその友人は違った。
僕らの唄を今でも必要...VOCALOID-5『陰』[小説]
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僕はようやく声を取り戻した。
まだぎこちない話し方だが、少しずつ僕は変わっていった。
僕を拾ってくれたマスター。
そして…暖かく声をかけ続けてくれたMEIKO。
なんとかして恩返しがしたかった。
「KAITO~?今、手伝える?」
そんな事を考えていたらMEIKOが部屋に入ってきた。
僕は頷いてMEI...VOCALOID-4『居場所』[小説]
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誰もが持っている『愛』
それは純粋な愛なの?
外見 財産 自慢
ただの見せ掛けに躍らされてるだけでしょ?
私はそんなものいらない
ただ私を包んでほしいの
私の存在をその腕で確かめさせて…
隣にいたはずの温もり 今はただの抜け殻
涙で濡れた枕の中に 溢れるのはあなたへの想いだけ
「愛してる」...大切な気持ち
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かざぐるま カラカラ音をたて
雪明かり キラキラ夜を照らす
季節外れに咲く一房のカスミ草
雪に埋もれるその姿をただ見つめる
あなたが私に言った言葉
「君の歌声はカスミ草みたいに優しくて綺麗だよ」
誰も私の歌声は気にしていなかったのに 貴方だけは私の声に応えてくれた
だから私は貴方のためだけに歌を捧げ...想華~omoi-bana~
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コンコン
「KAITO?私、MEIKO。入るわよ?」
彼女が部屋に入ってきた。
僕は部屋の電気をつけてなかった。
「…うわっ…ちょっと、電気くらいつけなさいよ!」
そう言って彼女は部屋の電気をつけた。
「ほらー、いつまでも沈んでないで、笑顔笑顔!」
彼女はにっこりと笑顔を向けてくれた。
なんで彼女は...VOCALOID-2『声』[小説]
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僕の声はもう誰にも届かない。
誰にも伝わらない。
『それ』は僕の悲しい歌となって、僕の中にだけ響いてた…。
そして、僕は歌うのをやめた。
静かに、僕の時間が止まるのを待ち続けた。
VOCAL-ANDROID
通称VOCALOID
彼らは歌うことで人々に笑顔を与えることの出来る、唯一感情を持つアンドロ...VOCALOID-1『出逢い』[小説]