作品一覧
その他
オンガク
君はひとりで落ち込んでたんだ 僕の腕を取り ひとり喚く 言い訳もない 震える肩を 抱きしめて 今 僕は君を見下ろしていたんだ 理由も言わずそこにいる君を どうしたの?聞いてはみるけれど 何も返ってこない 宇宙の果てまで届いた 「寂しい」と嘆く君の声 そんな簡単な理由 手を伸ばすことは簡単でも 素直に...
デネボラ。
目を閉じる 小さな粒が 僕の方へ落ちる きらきら きらきら 泣きそうになるのはどうして? どこか寂しげなそれに そっと手を伸ばせば届いた ひとりぼっちの夜に 君が見るのは星の夢 「悲しくないよ」 呟く声は 暗い世界に溶けていった...
ほしのゆめ。