まひる詩篇_off_vocal_BPM122
未マスタリング音源です。
歌唱:杏戸ゆげβ
「まひる詩篇」
たましひは綺麗な形をしてる
首のない鴉は月を目指した
透明なまひるの月は嘘吐き
騙された死びとの誰かが手をふる
綴られた悪夢を羊が食べて
水槽に沈めた鐘が響きだす
かすれた道にわすれた傘は
風に吹かれて枯れて裂かれて
景色も色もぼやけてる
だから
祈り続けて
祈り続けて
視えないものが詩を紡ぐよ
神秘的な詞で
塗りつぶした詞で
御話の欠片が盗まれ瘦せ細る
空想のをとめたち 本の幽霊
海が昇る室
仄暗いまひるの水彩に
月の舟を漕いで
だから
祈り続けて
祈り続けて
胸の痛みで空欄を埋め
見捨てられた花壇に
山荷葉が咲いたよ
祈り続けて
祈り続けて
消えないものが詩を伝えて
希望的な詞で
名前のない詞で
詩を詠んで
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