ぬるい風が促すから 遠回りして帰ろう
揺れる水面 流すひかり
遠いオレンジ 日が伸びたな
根雪のような決意だった 
結局また 同じだったな…
桜 まだ、見てなかったな
待っている間に 散ってしまった

「はやく、はやく」急かす 街角
流れる ざわめく もう いない声

はじまりの 気配がした!
日々の輪っかに穴はあるか?
問いかけて 眩暈がした
もうとっくに日は暮れてた
さよなら を言えなかった
あの夜も こんな鈍さだったなあ

何にでも なれた筈だった
何処にでも 往けた筈だった
新しい季節の畦道を 思い出していた 
どこか浮き足立っている
流れるまま立ち去っていく
中途半端の後悔も 埋められたまま眠っている
変わっていくこと 変わらないこと
わかっているから 淋しいの

諦めて また夢を見た 
どうか どうか 攫って行かないで
春 ひかり、期待、出会い、
まだだ このからだはついてゆけない

息詰まって 走り出した
こんなわたしに明日はありますか?
追いかけて 思い出した
もうとっくに 始まっていた

溢れた 藍 見つめてた
くすんだ月 気楽なものですね。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

harumachi_lyrics

閲覧数:64

投稿日:2022/08/30 22:11:13

文字数:487文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました