小さな花が咲いた 鴇色の花が小さく咲いた
春風が頬を撫でた 懐かしい顔に音も消えた

どうでも良かった 何か一つだけでもあれば
こんな風に笑った いつも何かを隠すように

青色の信号機にも 立ち竦んでしまうように
ただ染まる街並み 延びる影を見送っていた
明日が在ることを 当たり前に思えるうちに
仕舞っていたいよ どうかこの儘覚めないで


静かに枝が揺れた 萱色の枝が静かに揺れた
秋雨が頬に落ちた 遠くなる背と月が見えた

どうでも良かった 何か一つだけでもあれば
そんな風に願った いつも何かに縋るように

透明な感情論にも 色を足してしまうように
まだ染まる静寂に 触れる指を赦していたい
貴方が居ることを 掛け替えないと感じるよ
飾っちゃわないで どうか秘めて告げないで


花になっても散って 星になったなら降って
いつになっても側に降り立ってよ 約束して


青色の信号機にも 立ち竦んでしまうように
ただ染まる街並み 延びる影を見送っていた
明日が在ることを 当たり前に思えるうちに
仕舞っていたいよ どうかこの儘覚めないで

透明な感情論にも 色を足してしまうように
まだ染まる静寂に 触れる指を赦していたい
貴方が居ることを 掛け替えないと感じるよ
飾っちゃわないで どうか秘めて告げないで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

あいのいろ

ABS ABS C SS

閲覧数:86

投稿日:2023/10/30 20:05:54

文字数:556文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました