信じたものはとうに壊れていた
灰に染まった感覚はすり減る
盲目的に歪んだ心の
中で誰かが囁く

狂気に満ちた瞳を取り出す
追憶の果て奇跡は起こらぬ
逃げ場所なんて最初からなかった
刻み込まれた代償

願うほど
溢れ出す

差し出すのは命の対価
秩序なく降りた死を目指せ
絶えず流れ出る痛みに
救いなどなくて

足掻くほどに闇へと沈む
眠れない夜はまだ続く
廃れゆく光は今も
毒を垂らした

冷たい床這いつくばって
心臓の音が焼け爛れる
隣にいた虚像を掴む
変わりたくなくて

乾いた音喉を貫いて
蝕まれてくこの魂
福音を待つ愚かな姿
終わりへと進む

絶望が
混ざり合う

呪いの歌この身委ねて
罪を背負う覚悟を示せ
与えられたこの時間は
遥かに遠くて

永遠を願う理想を捨てて
脆い信仰は砕け散る
崩れ堕ちてゆく体で
「生」を愛した

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【シアス】歌詞

閲覧数:67

投稿日:2022/03/18 15:42:56

文字数:367文字

カテゴリ:歌詞

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