星の欠片が落ちてさ、僕に笑えって言うんだ
空と海が蜃気楼に似た夢のような気がして
季節が過ぎ去って殺せないだろう?
溶けて仕舞えば何も残らない
銀河瓶に閉じ込めた星の丘、陰り

明日、空は濡れ羽色 痛みと食傷の縫合に
言葉は要らない 形も無いから
ただ空が眩しい
幻覚でも良い
見え透いた嘘、その価値も知らずに

笑っているだろう
言葉にもならない
冷たい雨 夕立のカーテン 揺れた
巡らない季節の足跡
一瞬でも夢が見れた
空の隙間 銀河の聖歌隊が瞬き
手遅れにならない
罪深い月が上がる

白い花火が上がったよ 眩し過ぎて見えないや
光放つ美学の間、鯨の詩叫んだんだ
黒い丘の向こう側で月が照らす海面を
南十字星の橋が繋いだ
継ぎ接ぎだらけの縫い目が解ける前に

孔雀の羽で飾った永い線路と灯籠に
蠍の火を注いで在るべき場所へ還ろう
今もし願うなら全てを透明にして
消せない記憶だけ残して、霞んで、消えて
帰結する 空の音響く

星図の航路をなぞる
惑星の電燈が点滅してた

飽いた宙は夢の跡 篝と構造の縫合に
涙は要らない 光も無いから
ただ空が眩しい
幻覚でも良い
見え透いた嘘、その価値も知らずに

笑っているだろう
言葉にもならない
冷たい雪 残像のカーテン 切れた
廻らない地球の隨に
幻想の区切りを願った
空の隙間 銀河の聖歌隊が瞬き
手遅れにならない
罪深い朝が来る

彗星の雨、陽だまりを願った日も
間違った何かが分からずに

白い花火が上がったよ 眩し過ぎて見えないや
光放つ美学の間、鯨の詩叫んだんだ
黒い丘の向こう側で月が照らす海面を
南十字星の橋が繋いだ
継ぎ接ぎだらけの縫い目が解ける前に

宇宙に花が咲いたよ 夢が裂けて枯れないや
声を枯らす機械の心、鯨の涙落ちたんだ
白い丘の向こう側で月が照らす廃景を
北十字星の橋が繋いだ
再生だらけの憂き目が間違う前に

月の機械、奏でる
水槽の夢を見た
早く孵らなければならない
「何処かで銀河が繋がった」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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銀河瓶の箱庭

銀河を模した瓶から全てが見えた気がした。

閲覧数:41

投稿日:2023/12/10 11:21:43

文字数:839文字

カテゴリ:歌詞

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