ごろごろごろり　神鳴れば
ゆうすげ袂　挿しまして
青いお空の又従兄弟
青柳が乳兄弟

黄色が原にて栄える(はえる）脚
勇む心ば　朱火花（あけひばな）
でんでんでらでら地よがなれ
猛き勝鬨こい、こい、こい

囃せ囃せや散る花よ
神鳴る童子（わらし）の一生（ひととせ）誉
僅か隙間　暇も無しや
古今に咲きたる覇道なり

しゃなりしゃなりや　天下す（あまくだす）
丈夫（ますらお）なりや　ご覧あれ
青天（あおてん）なんぞ　覚え無し
金剛たるか乳兄弟

音に聞こゆる馬引きは
泥を知らずと　鎧（よろい）踏む
でんでらでらでら地よがなれ
これが無双とこい、こい、こい

囃せ囃せや散る花よ
神鳴る童子の一時（ひととせ）誉
我かおまえ　区別も無しや
古今に咲きたる覇道なれ

囃せ囃せや散る花よ
神鳴る童子の一瞬（ひととせ）誉
青柳の乳兄弟
天下に渡るは我ら也