全ての音 全ての色
その全てを放棄して
心は少しずつ
崩壊【オワリ】へと向かってゆく


運命なんて信じてなかった
変わらないモノなんて
ある筈もなく
饒舌な小悪魔が僕の純情を
呆気なく攫ってしまったんだ
あの日 確実に何かが変わった

縋り付く恋なんて嫌だと
そう言い触らして来た癖にさ
ねえ 簡単に僕の視界を
塞いだのは 君なんだよ

小さなベル鳴らしたのは
恋じゃなく警報?
暗闇の中で 僕の頰が濡れているのは
君の残酷な言霊が
心臓にナイフを突き刺したからか

溢れてゆく紅い雫を
止める方法が あるなら
教えて
そこを通り過ぎる他人【キミ】よ
僕の存在を肯定してくれないか



永遠なんて存在しない
明けない夜なんて
ある訳なく
明晰な死神が僕の純情を
容赦なく叩き潰したんだ
あの夜 確定を押された

引き止める声が不快だと
刻まれた眉の間の直線
ねえ 単純に僕の価値を
奪い去ったのは 君の方だ

鳴り響くベル
愛じゃなく雑音?
真夜中で 僕の口が固まってるのは
君の冷静な推理が
心臓にナイフを埋め込んだからか、?

拡がる赤黒い染みを
落とす方法が あるなら
知りたい
どこを目指してるの 群衆【キミ】よ
僕の矜持を拾ってくれないか


全てを見透かすような
光を持たない その眼が嫌いだ
揺るがない思考回路で
僕という愚かな人間を
呆気なく非難する

責め立てる無数の声【ノイズ】
鼓膜の奥で響く 残酷な言霊【コエ】
同じ失態【ミス】を繰り返し
絶望感【ネガティブ】に浸る
こんな自分が 大嫌いだ


救いは あるんだって
迷いは ないんだって
揺れ続ける世界の端で
君という眩しい生命【ヒカリ】を
葛藤と共に遮断する

狂った恋人=反社会的人種【psychopath】
そう認定されてしまう前に
早く 早く 早く 早く
  ↓
吐き出した最期のメッセージ
朝日の底で 僕は無邪気に 笑った



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  ■
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    ■
     □___  ̄ ̄ ̄ ☆★♪…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

I'ts me

追憶へと消えた純情に別れを告げるために。

閲覧数:74

投稿日:2023/03/09 22:51:43

文字数:847文字

カテゴリ:歌詞

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