『終わりゆく世界の箱庭で』

雨、とつとつと 伝わる音
ただぼんやりと 眠りの中
気に掛けるのは 最果ての日
もう錆びついた 終わる世界

夏の匂いに 書き足した字
ノートの隅から 猫が鳴いた 

どうかどうか 消えないで
優しい夢
遠い遠い 声がした
懐かしい声

いつかいつか 見送った
旅立ちの日
笑いながら泣きながら
手を握った

幾千光年 先の星を
想い続けて 詩を紡ぐ 
遥か遠くへ 希望を託し
祈りを込めて 詩を紡ぐ


今日も僕は 箱庭で
詩を紡ぐ
届くはずの無い声よ
空に響け

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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『終わりゆく世界の箱庭で ver.Len.』

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投稿日:2023/12/27 23:15:17

文字数:247文字

カテゴリ:歌詞

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