冷たさが染み込んで 濡れたまま漂った
夢見心地 独法師（ひとりぼっち）
不確かな雨の音

深く息を吸って 水底沈み込んで
うたた寝は 終わらないで
行き詰まって 只 息詰まって


隠した本心も多分 作り物になっていく
形もないような 心は今も取り留めないや

淀む思考の中には 昔のあたしが一人

すれ違って 振り向いたって
誰もいないよ それだけだ


嗚呼 一層沈み込んで
憂いが心地良いくらいに ゆらゆら
もうどこへだって行けないまま

「愛をください」と言えるほど
正しくないって 気付いてた
そう沈み込んで 只々
行き詰まって 只 息詰まって


冷たさが染み込んで 濡れたまま漂った
夢見心地 独法師（ひとりぼっち）
不確かな雨の音

深く息を吸って 水底沈み込んで
うたた寝は 終わらないで
行き詰まって 只 息詰まって


晒した本心も多分 誤解を伴ったまま
形になっていく あたしを今も取り留めないで

淀む思考の中には 嫌いなあたしが一人
すれ違って 振り向いたって
誰もいないの さよならか？

嗚呼 一層沈み込んで
憂いを確かめるみたいに ゆらゆら
もう何にだってなれないまま

「愛をください」と言えるほど
正しくなかった 許してよ
そう沈み込んで 只々
行き詰まって 只 息詰まって


「愛をください」と言えるほど
正しくなかった 許してよ
そう沈み込んで 只々
行き詰まって 只 息詰まって