マイクを外して
そっとため息つく
太陽と地面が85゜
奥から僕を呼ぶ声
返事をしながら見た空
垂直になったその時
いきなり 音が減った

プラグも ぜんまいも
繋がらない

試しに切った
赤いコードが弾けて
ビー玉が転がる
時計の刻む音
ドラムのリズム
聞きたくなくて
耳を塞ぎ
叫び声はでなかった

覚えているのは
この回路の中身
指先からリンクして
文字になり歌となった
今では 音だけど

生まれた意味は皆同じ
皆持ちあわせていない

あなたに望まれてそして
歯車が 脈を打った
枯れ果てた喉から
垂れ流しのノイズ
覚えてないけど
でも確かに 歌だった

あるワンフレーズ
それだけで歩き続けて

愛されるため
生まれてくれて
ねぇ ありがとう

焦げ付くような臭い
深い闇へと墜ちていく

煮立った黒いカレー
コンロの火が消える
驚いていて撫でる手から
小さな鼓動が流れる

ねぇ 大好き あいす

ノイズ混じりの声に
微笑んで頷くあなた
僕も微笑んで
ぎゅっと抱き着いた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

鸚鵡ーmementoー

マスターがいなくなったら
飽きられてしまったら
ボーカロイド達はどうなるんだろう
そんな不安です
自分その前に家に迎える
お金もないけど^q^

マスターとKAITOでの妄想だったりします。
呼び方が“あなた”なのは
マスター男設定が萌えるからです^q^←腐自重

閲覧数:135

投稿日:2009/02/21 12:50:34

文字数:441文字

カテゴリ:歌詞

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