隣の山ひとつ越え
もうひとつ山越えて
はるばる遠いとこから
めんこい嫁御が来た

めでたや めでたや
今宵は宴じゃ
響くは高砂(たかさご)
厳かに

強く鯱張(しゃちば)る花婿と
頬(ほお)染める花嫁さんの
その初々しいさまは
まこと めでたきかな


三々九度の酌する
幼子(おさなご)はあどけなく
盃(さかずき)交わす二人は
まこと仲(なか)睦(むつ)まじく

めでたや めでたや
二人の門出じゃ
やれ酒もて 飲め
にぎやかに

鐘や太鼓 打ち鳴らして
老いも若きも舞い踊り
また酒飲み酌み交わす
まこと めでたきかな

今宵 宴は夜もすがら
尽きせぬほどの喜びを
さぁ また飲めや唄えや
まこと めでたきかな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

華燭の典【作曲:なおる様】

採用されました。

なおる様
http://piapro.jp/t/_Uq6


参考まで

華燭の典→結婚式
高砂→結婚式で唄われる謡曲
鯱張る→しゃちほこばるとも。緊張して固くなる
夜もすがら→一晩中

閲覧数:312

投稿日:2016/11/11 20:13:57

文字数:307文字

カテゴリ:歌詞

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