いつも笑顔が眩しいから
 暗がりが射さぬように
 私は木洩れ陽の影から
 光を放ってる

 その笑顔がもったいないほどに
 美しく純粋だから
 私は独り占めの盟約を
 交わしたがってる

 その笑顔消さないで色褪せぬよう
 守られるべき細工を
 私は畏れもせず火中に
 全てを投げ入れて

 溶け合い混じる色彩
 無色で有り得るのは何時までか

 慰め合い抱きしめあう
 不純なものよ現在を去れ

 冷え切った笑顔なら
 私が粉々に砕いてあげる
 だからもっと顔を近づけて
 赤い接吻降り注ぐ夜

 手に届かないものは美しい
 くじけやしないけれど
 だけど偽看板は外して欲しい

 手に届くところにはある
 目に見えているのは幻想の方舟?
 選択肢をこの私にもお恵みください

 痛みを和らげることしか
 私には為す術がないのか
 握りしめた拳の床に群がる蝙蝠

 見上げて諦め顔をしている
 私が滑車を走らせても
 月に嘆きを振り掛けて
 暗がりへと赴きゆくの?

 涙で流れた情景に
 醸し出す想い出は真新しい?
 そんな夜をどうしてこさえてしまうの

 でも・・・でも・・・

 奥の扉は開かない
 そこはもう固まってしまった過去

 私には癒すことしかできない
 癒えた傷を舐めてあげることしか

 だから私は見届けよう
 いや、私に最期まで見とれさせて
 そう、私に最期まで美しき笑顔を

 譲れないものの上で私は道化師となろう
 そして私も啓示するだろう譲れない物を・・・

 紺碧を目指すときは場面に酔いしれたあなたを見せて
 沈んでいこう無色なまでに純粋な色彩に
 溶け込んでいこう全てを捨て去ったら
 終焉を私は自らにふりかけて

  あぁ罪を背負いし者、再び思い残さぬように
  核へ赴きし力、この躰すべてに・・・・

 私は同化する・・・全て接するものに
 私は順応する・・・全て接するものに

 何処へ居ても、永久に在り続ける
 枠にはまりきらないのは昔とて変わらず
 世界中と共に夜を過ごせる日々を望んでいる
 ただ・・・を導いている
 変わらず・・・を捧げている

 重荷は捨て去った・・・でも堕ちてゆく
 さぁ、戻ろう、還るべき場所・・・混ざり合う海へ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

連綴-明暗

閲覧数:36

投稿日:2009/06/20 00:49:20

文字数:944文字

カテゴリ:歌詞

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