僕はカノ。メカクシ団団員No.3だ。
いっつもお調子者のアホとしか思われてないだろうけど(認識してるw)、こんな僕にも
繊細な恋心なるものはある・・・

ん?誰に抱いてるかって?w
たいがいの人はそこでキドを想像するだろーなあww

でも、違う。


僕が好きなのは・・・



メカクシ団団員No.5



キサラギちゃんだッ



そもそもキサラギちゃんはキドの勘違いから入団することになって・・・
最初は僕も驚いたよ。まさか『アノ』如月桃ちゃんが来るなんて。

だって彼女は・・・アイドルだから

もとから僕は彼女のファンだった。雑誌やネットに新星のごとく現れて、
瞬く間に人気者になった。

でもねキサラギちゃん。僕は気づいてた。


君にはある能力があるってこと・・・

そう、『目を奪う』能力。

多分それはすごくキツい能力だろう。それを知っておきながらも僕はファンになった。

キサラギちゃんはいつも真っ直ぐで頑張っているから。
そして今にいたる。

僕はキドがキサラギちゃんを連れてきたとき、すっごく嬉しかったんだよ。
あの笑顔がずっと見たかった。
僕を照らしてくれる太陽のような存在。。

「はああああ・・・・・・」

ガチャ。

「どうしたんですか?カノさん。」

「うっ、わああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」

びっくりした・・・。だって、今ドア開けたの・・・

「キサラギちゃん!?」
「は、はい・・・」

心臓が破裂しそうだ。



「あ、あのさ・・・キサラギちゃん・・・」
「なんですか?カノさん」
「・・・今さ、みんなは?」
「アジトには私たちしかいませんよ。」

キサラギちゃんは戸惑った顔で言った



この気持ち、伝えた方が良いのかな・・・
伝えるとしたら、今しかないはずだ。

僕は深く息を吸った。

なんて言おう・・・まあいい、思ったことを言えばいい。

「キサラギちゃん・・・」
「はい?」





「好きだ。」





「!!!!!!!!!!!!!!!」

キサラギちゃんの顔は真っ赤に染まった。

「ずっと好きだった。」

「・・・っ」

「教えて、君の気持ち。
 僕はいつもキサラギちゃんをからかってばかりだった。
 でもそれは、君に振り向いて欲しかったから。 
 ・・・僕にこんなセリフ似合わないと思う。 
 でも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・好きだ。」


「・・・・・・」

「キサラギちゃん、なんかいっ・・・・!?」

突然彼女は泣き出した。

「!?!?!?!?!?あっ・・・え・・・大丈夫!?
 ごめんね!!僕がいきなりこんな・・・」

「・・・ちがう」

「えっ!?」

「私も・・・カノさんが・・・ずっと気になってた・・・」

「・・・」

「好きです。」


自然と僕の目から涙がこぼれた。
嬉しいというか安心したというか・・・



いや。





幸せなのだろう。



         END



ライセンス

  • 非営利目的に限ります

[カゲプロ] カノモモ純愛小説 (カノside)

え~っと・・・
2回目の投稿です。

今回は意外な2人の純愛ですww

楽しんでいただけたらうれしいです!!

ぜひコメントしてください♪

近々、モモsideも書くつもりです!!

閲覧数:2,748

投稿日:2013/01/26 21:32:01

文字数:1,258文字

カテゴリ:小説

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  • れいにゃ

    れいにゃ

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    わわわっ!カノモモいいですねっ!私もカゲプロ小説書こうと思いほかの人のカゲプロ小説をいろいろ見ていたんですが、カノモモ結構いいですね!私の作品も良ければ見てください♪→http://piapro.jp/aecop

    2013/04/03 19:11:27

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