aメロ
連日降る雨 今日も囚われのお姫様
恨めし顔 地団太踏む娘(キミ)はお転婆姫

aメロ
てるてる坊主の兵隊もご機嫌取りは苦手
好奇心に勇むキミは誰にも止められない

bメロ
黄色いレインコートと長靴を完全装備
お供致します僕らのお姫様

cメロ
波打つ銀盤ではしゃいで踊る娘(キミ)は
誰よりも素敵で嬉しそうだ


ざぁ、ざぁ、
降り続き弾き返す雨の音と
ほら楽しそうに歌う君
さぁ、さぁ、
抱えきれない喜び振りまいて
小さな手にいっぱいの拙いメロディ

aメロ
紫陽花咲く通り 手をぎゅっと繋いで歩く
赤、青、白の花束 娘(キミ)の笑顔も咲いた

bメロ
ご機嫌なステップであちこちとはしゃぐ足元
水飛沫さえもが踊っているようだ

cメロ
葉陰のカタツムリ カエルのコンサート
特別な舞台の幕が開く


ざぁ、ざぁ、
降り続き弾き返す雨の音と
ほら楽しそうに歌う君
まだ、まだ、
遊び足りないと無邪気なお姫様
好奇心が止められない幼いメロディ


bメロ
黄色いレインコートの完全無欠な少女
お供致します僕らのお姫様

cメロ
雲間に差し込んだ自然のスポットライト
今、娘(キミ)は誰より輝いている


ねぇ、ねぇ、
訪れる暖かな陽の光と
共に虹を見つけ笑う君
ほら、ほら、
雨上がりの空 晴れ間に指す光
僕にも見えるかな七色の輝き

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

【作編曲募集】Raincoat Girl 

6月の動画投稿のものです。

設定としては雨の日お散歩デビューする娘と父で内容は父目線のつもりで書きました。


下記の文章は歌詞制作にあたってプロローグ的なイメージで並行して書いていたものになります。

















「お外ぉー、遊ぶのーっ。」
「今日もお外は雨だからねー、お家の中で遊びましょうねー。」
妻と娘がそんな会話をしている。
雨の日はお家の中で遊ぶことが当たり前だった娘も自身の足で歩き回り今はもう興味を引くものに駆け寄っては様々な表情を見せる。元気は過ぎるがいい子に育っていると思う。父親としての、いや親バカの贔屓目なのかもしれないが。
「むー、ずうーっと雨、もーきらいー雨どっかいけーっ。」
連日の雨続きに家の中だけで遊ぶということも飽きてきたのかとうとうご立腹な様子。昨日のてるてる坊主はいい案だと思ったんだけどな、梅雨ではたくさん作ったてるてる坊主も効果は見込めないよな。
窓際で恨めしそうに地団太を踏む娘も可愛らしいものだが、
「あの子ももう大きくなったし、そろそろ雨の日デビューさせようか。」
そう妻に話しかける。
「やっとその気になったのね、あなたの心配性も落ち着いたのかしら。」
遠くないうちに公園デビューやら入園やらいろいろイベントもあると前々から話し合ってはいたのだが。まあ、その前段階としていい加減雨の日にお散歩くらいはさせようなんて話もあって、子が女の子となると一層過保護になるのはどこの父親もそうだろう。妻には「過保護が過ぎる。」なんて言われるのもきっとお約束事なのだ。
実は娘の雨の日様にとレインコートと長靴と傘と二人であれやこれやと準備もしていた。

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投稿日:2017/07/01 18:42:10

文字数:573文字

カテゴリ:歌詞

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