誰にも告げない目眩を 独りで抱えたまま
生きていくことは容易くなかった
望んだ答えにならない 描いた未来もない
生ぬるい風が身体に纏って

青い空を裂く雲が何故かとても羨ましく
「矛盾と偽りを殺してくれないか」
愛されたくて分からなくて
自分だけが何処にもいない

そうやって君は影さえも切り離した

短すぎた空虚の中で
僕も同じだと気付いたよ
それでももう同じにはなれない
形はあって 無いようだから
いつも飾ったままなら もう
腐ってしまった歪みだけ残るでしょう

余白に書き足す想いは 上辺の言葉ばかり
知っているふりは馬鹿だと思った
“綺麗な終わりにさせたい”エゴだけご立派だね
打ち付ける雨が心に刺さった

青い夢に漂えば 幾分かは幸せかな
「空虚を誤魔化せる何かが欲しかった」
哀ならきっと要らない程
抱えたまま泣くことさえも

薄れてく記憶、当たり前が繰り返す

短すぎた祭りの後で
君に似た夢を見たようだ
どうやらもうお別れみたいだね
刹那に咲いた 可憐な花は
毒を背負って枯れてくから
会えない会えない痛みだけ遺したまま

何度も夏が終わりました
何度も命が終わりました
ねぇそれを儚いなんて言葉で片付けないで

いつかは夜も尽きてしまう
いつかは僕も尽きてしまう
只、生まれ変わった君に告げられるのなら どうか... 

【どうか青に染まることなかれ】

短すぎた空虚の中で
僕も同じだと気付いたよ
それでももう同じにはなれない
形はあって 無いようだから
いつも飾ったままなら もう
腐ってしまった歪みだけ残るでしょう

「空虚を誤魔化せる何かに僕がなりたかった」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

青に染まることなかれ

閲覧数:157

投稿日:2020/07/25 01:10:03

文字数:693文字

カテゴリ:歌詞

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