髪飾りを揺らしては春を探したの
瓶詰めの恋じゃ会えもしなくて

冷たい指も薫る風も
白昼の夢も
なにもかも全部
花向けになれなくて

檸檬の味が退屈なまま
だれかに誘われて眠る
羨ましいのと

ねえ水で増すなみだを
はらり花が隠した
ねえ教えてほしいのよ
さよならを聴かせて

また胸元で揺らめいて
散り散りになってしまう
いつも指切りをして、ひとり

凍える雨と長い夜を繰り返したから
日向の窓辺に憧れてしまいそう

睫毛の花も手折られたまま
あなたに攫われて眠る
羨ましいほどに

ねえ同じことばかりで
嫌いになるせいだと
ねえ教えてほしいのよ
さよならを言わせて

また口元で揺らめいて
弾けてしまいそうなの
いつか指切りをして、ふたり

そうして積み重ねた後で
忘れてしまうのね
桃色に笑うスカートから
髪飾りが割れて、ああ

ねえ同じことばかりで
嫌いになるせいだと
ねえ教えてほしいのよ
さよならを聴かせて

また同じことばかりで
飽き飽きしてしまったの!
いつか指切りをして、ふたり ね

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

髪飾り

いろはちゃんおめでとうございます。

※oharankoさんの素敵な曲に歌詞を書かせていただきました。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm26237235

閲覧数:117

投稿日:2015/04/12 21:10:21

文字数:450文字

カテゴリ:歌詞

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