響く竹笛 揺れる提灯
歩く無数の声の間
踊る花帯 呼んだ君の名
振り返らずに駆け出す背中
遠のいていく 伸ばした手で
かき分けていく 人の波は
色とりどりの 表情をしてる
鳴り止まない 祭囃子
見上げた空 昇っていく 打ち上げ花火
立ち止まれば ひとつふたつ 開いていく華色
少し前で佇んだ 君の頬を照らしては
消えていく 夏の火
走る自転車 夢中で漕いだ
繰り返し呟く君の名
響く雷鳴 揺れる木の枝
暗くなっていく空と夕立
打ち付けては 洗っていく
花も街も 僕の頬も
流れていく 君の声も
最後に見た笑顔も
振り向いたら 君はもう 飛び乗る電車
立ち止まれば ひとりふたり 混ざっていく駅で
また会おうと手を振った 眩し過ぎる その姿
遠すぎる 夏の日
花も街も 宇宙も星も
流れていく 僕の夢も
君の笑顔も めぐる時に
漂っては 消えていく
見上げた空 埋めていく 綺麗な光
立ち止まれば ひとつふたつ 重なる夢花火
繋いだ手を 握りしめ また会おうねと笑った
還らない 夏の日
↓読み
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ひびくたけぶえ ゆれるちょうちん
あるくむすうのこえのあいだ
おどるはなおび よんだきみのな
ふりかえらずにかけだすせなか
とおのいてく のばしたてで
かきわけてく ひとのなみは
いろとりどりの かおをしてる
なりやまない まつりばやし
みあげたそら のぼってく うちあげはなび
たちどまれば ひとつふたつ ひらいてくはないろ
すこしまえでたたずんだ きみのほほをてらしては
きえてく なつのひ
はしるじてんしゃ むちゅうでこいだ
くりかえしつぶやくきみのな
ひびくらいめい ゆれるきのえだ
くらくなってくそらとゆうだち
うちつけては あらっていく
はなもまちも ぼくのほほも
ながれていく きみのこえも
さいごにみたえがおも
ふりむいたら きみはもう とびのるでんしゃ
たちどまれば ひとりふたり まざっていくえきで
またあおうとてをふった まぶしすぎる そのすがた
とおすぎる なつのひ
はなもまちも そらもほしも
ながれていく ぼくのゆめも
きみのえがおも めぐるときに
ただよっては きえてく
みあげたそら うめていく きれいなひかり
たちどまれば ひとつふたつ かさなるゆめはなび
つないだてを にぎりしめ またあおうねとわらった
かえらない なつのひ
コメント1
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ご意見・ご感想
ILU
使わせてもらいました
素敵な歌詞をありがとうございました。
2016/09/11 22:09:48
June
とても嬉しいです、こちらこそありがとうございます!
2016/09/11 23:04:16