高架下の小さな段ボール
いつの間にかそこがマイホームのようです
ただ暮らすだけ

遠く向こうから熟れきる前の空
君が来るのを待つだけ

呼ばうように 伝うように
僕が何度想いを強く叫んでも
(それは きっと)
君とってはただの鳴き声なの?

寂しさと悲しさとを常々抱えて
嬉しさと楽しさとをまた無くす
寂しさと悲しさとをまぜこぜにして果てまで
鈍色が光をただ隠す

陽に 伝うように
僕が何度この身をすり寄せても
(それは どうせ)
君にとってはただの戯れなの?

このままでは君とすれ違ってもないよな
だけど僕は君を責められはしないよな

届くように 伝うように
僕がとっておきのお宝をあげても
(それは ずっと)
君にとってはただのガラクタなの?

寂しさと悲しさとを常々抱えて
嬉しさと楽しさとをまた無くす
寂しさと悲しさとをまぜこぜにして果てまで
鈍色は光をまだ隠す

呼ばうように 伝うように
きっとどうせ僕はずっと
君にとってはただの野良猫なの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【可不】野良猫【オリジナル】

動画形式で投稿するにあたりイラストを募集中です。

閲覧数:34

投稿日:2024/04/22 03:32:04

文字数:428文字

カテゴリ:歌詞

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