散々だったようだ
それは散財したような感覚だった
もう後には戻れない
閉塞的に価値は見出せない
簡単だったようだ
それに混沌を合わせた快楽だった
どうせすぐに潰れる
ことも明日になればすぐ分かる
大気汚染に塗れた
孤独が空から降り出した
地球はまだ青いから
幼稚が浮遊しているの
夜が更(ふ)ける
曖昧に隠した
月の満ちてく
正解の裏から綺麗を掬って
反対に失くした
心臓だけがドクドク波打つ

がっかりした
「えっと…」から続きは湧いてこない
常識だと言い聞かせている
凡人が幅を利かせている
(五月蝿いな)
排気ガスで満たされた
この肺に深く吸い込んで
煙(けむ)たいだけの怠惰(たいだ)が
抜けないお粗末な態度
夜が更(ふ)ける
相対に介した
下世話な矛盾
後悔の狭間で記憶を辿って
媒体に刺された
凪を揺らして炎炎(えんえん)と燃えてく

宇宙船に乗って遥か彼方の向こう側へ
月面着陸を果たしたニュースは
果たして真実だったのだろうか
一場面を切り抜いただけ
世界の海は広すぎて
泳ぎ切れる訳ないわ 
ねぇ?
夜が更(ふ)ける
世が耽(ふけ)る
曖昧に隠した
月の満ちてく
正解の裏から綺麗を掬って
反対に失くした
心臓だけがドクドク波打つ
放物線を描きながら

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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クレイジープラネット

閲覧数:87

投稿日:2023/07/02 16:30:05

文字数:534文字

カテゴリ:歌詞

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