変わらない毎日
君を見かけた白昼夢
穏やかに滲み
光の奥へ融けてゆく

見えなかった空を掴んだ
聴こえなかった風の音
振り返った道の先
遠い始まりが微笑うのさ

幾つもの星を引き換えに
僕は今此処に立つ
握る手から零れ落ちた光は
泡になって消えていった

見えなかった雲を仰いだ
感じなかった温もりも
目を凝らした道の先
淡い終わりが見えるのさ

今踏み出してしまえば
見えなくなることもあるんだろう
同じだけ見えることもあるけど
失う方が怖いのは確かだ

幾つもの星を引き換えに
今から僕は飛び立つ
握る手を解いて落ちた光は
砂になって飛んでいった

幾つもの星を引き換えに
今から僕は夢を見る
握る手を解いて落ちた光が
幸せ見つけるその日まで


以下平仮名ver.

(A)
かわらないまいにち
きみをみかけたはくちゅーむ
おだやかに　にじみ
ひかりのおくへ　とけてゆく

(B)
みえなかったそらをつかんだ
きこえなかった　かぜのおと
ふりかえったみちのさき
とおいはじまりがわらうのさ

(サビ)
いくつものほしをひきかえに
ぼくは　いま　ここにたつ
にぎるてから　こぼれおちたひかりは
あわになってきえていった

(B／４行目１字足りません)
みえなかったくもをあおいだ
かんじなかったぬくもりも
めをこらしたみちのさき
あわい　おわりがみえるのさ

(C)
いま　ふみだしてしまえば
みえなくなることも　あるんだろう
おなじだけ　みえることもあるけど
うしなうほうがこわいのはたしかだ

(サビ／２行目字余りです)
いくつものほしをひきかえに
いまからぼくはとびたつ
にぎるてをといておちたひかりは
すなになってとんでいった

(サビ２)
いくつものほしをひきかえに
いまからぼくはゆめをみる
にぎるてをといておちたひかりが
しあわせみつけるそのひまで