赤い空に溶けてしまうような
揺らいだ背中を見送る
近い距離が遠く感じるのも
気付かないふりして歩く

連ねて飛ぶ赤とんぼのよに
僕らも繋がってたのに
心なしか切なげな町メロ
戻りたい足元を見る

懐かしい温もり描いた夢
甘い甘いあの頃のように
冷たく冷めた君の手を包み込めば
も1度ぬくもるのかな

暗い空が物憂げに語るような
沈んでしまった心を唄う
つるべ落としの愛をもう一度
引き上げたい、そう思うのだ

愛してるそう伝えてみたなら
熱く熱く蘇るように
涼しいとなびいたその髪なでて
抱きしめてはくれないか

はらりはらり愛よこちらに
はらりはらり愛を見つけて
はらりはらり愛を拾って

わたしのもとへと。

愛し合うふたりだからできること
長く永く共にいたいと思う
少し冷めたくらいがちょうどいいさ
夕焼けと赤い糸。