か細い火花を散らして 君の指を照らそうと
足掻く姿は そうだ まるで私のよう
永遠に続いてくようで あれよあれの間に消えていくでしょう
君が肩を抱いていたのに 泣いた
ほら 私の指が鎖骨に触れたなら
やさしさの意味を教えてよ
実際 私は 一人でも寂しくはないんだよ
まだ何処でも行けるから
震えてしまいそうな君の愛撫
悍ましい安寧に溺れたいよ
なまじっかまだ私は冷静で
だらしがない頬叩き耐える
鬱ぎ込んでる日々には 読み返すばかりの日記さえも
願いと羨望だけで 埋まっていくよ
火を灯したら 輝いて 予定通り 呆気なく
弱いものから落ちて消えてく
綺麗事は終わりにしよう どうせ手桶のrubbish
ほら 掌がそのうなじを撫ぜたなら
気をきかせて額にキスしてよ
きっと 孤独に耐えられる程 強くないとね
夢を叶えられないから
奮えてしまいそうな君の愛は
厚かましい泥濘にも似てるんだよ
強靭でいたいと願い 距離をとって
置いてけぼりにしてただけ
やさしくされると嬉しくって
弱いから 甘えていたのは誰だ
ぶつかってしまいそうな この距離で
守れるだけの強さを どうか
固く握り締めてて お願いね
綺麗な花びらで 咲いてみせるよ
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