『Green days』


窓の向こう、届かないから叫んだ
行き交う足跡と、撥ねるボール
その中でただひたすらに思い出すのは
ぺしゃんこのソファーと絵の具の臭い

バイ・バイ・バイ
繰り返す毎日に告げる合い言葉を
カーテン越しにカーテンコールを明日に願う
緩やか過ぎる時間、だけど速く
明日を期待しておいて明日が来ない事を夢見た

静かに静かに走る鉛筆の音と
一瞬の寒さと、その先に待ってる暖かい空間を
トランプではしゃいで小さなお茶会
流行りの歌に耳を澄まして、さぁ

トゥル・リ・ラッタ・ラッタ、ハロー・マイフレンズ
林檎が瑞々しいうちに今日も進めよう
これの次には何を描こうかなんて気が早い
やかんが湯気を上げてコトコトと
教室の隅で古めかしいストーブとのハーモニー

終わりチャイム、放課後ダッシュ
掃除ほっぽかして、弾ける足音
駆け下りてその先に思うのは一つ
ただ早く逢いたい、あの小さな箱庭へ

ハロー・ハロー・ハロー
矛盾の先に待っている未来の愉しみを
カーテン越しにカーテンコールで幕開ける
心はやる時間、だけど揺るかに切々と
大事に秘密に今日の部日誌にしたためてキラキラにした

トゥル・リ・ラッタ・ラッタ、バイ・マイフレンズ
パンが柔らかいうちに今日も進めよう
お腹が空いたわ、パンの耳なら後であげる
むせる絵の具と寄った人の温もりが
寒さを忘れるこの教室と時間で優しすぎるリズム

軽やかに軽やかにすべる筆の音と
かすれる声と、その先に待ってる取り合いの笑顔が
ぺしゃんこソファーで少しのお休みを
溢れるのイロにその身を染めて、さぁ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

『Green days』

とにかく何か暖かいものが書きたくなった
そんでもって自分の中で暖かいものって言ったら、まぁ色々あるけど、思い出したのは高校の時の部活
なのでまんまモデルはそれです
自分の胸中複雑でグルグルと色々あったけど(一人で勝手に葛藤)、後悔の一切無い唯一の時間であった事は確か
タイトル変えようかとも思ったけど、何となく当時の夏の青々とした田んぼを思い出したからそのままにした
夏の田んぼはとても綺麗です

今度は中学ん時のモデルにでもして書こうかしら
何事も経験と思い出は忘れちゃあかんものあります

閲覧数:65

投稿日:2011/10/04 23:23:16

文字数:713文字

カテゴリ:歌詞

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