わからないことをつかもうとして
やみくもに道を探してる
自分のことのはずなのに
もやがかかって見つけれない
夢なんてものは持ってないし
なりたい自分がわからない
やりたいことって何なのか
問われたとしても答えれない

このまま大きくなって社会に飲まれていくのは
つまらない　くだらない　ばかげてる　でも
今の僕のままならそうなってしまうんだろう


何もない空虚な僕に何か注げるものがあるなら
全然満たなくてもいいから
何か注いでよ、もう空（から）でいたくない
夢のない今の僕のままだというのなら
希望なんて持てないままで
ただ日々を使い切るのだろう


「できない」とはなから否定して
誰かの道を歩いてる
小さなころに思い描いた
大きな夢はもう見れない
代わりにできた小さな夢さえ
希望のままで終わりそう
あきらめきった自分に問う
「ほんとにやらなくてもいいの？」

これから大きくなって社会に飲まれるのは
何のため？　誰のため？　他人のため？　でも
今の僕のままならそうなってしまうんだろう

何もなく死んでる僕に何か注げるものがあるなら
全然満たなくてもいいから
何か注いでよ　もう死んでいたくない
夢のない今の僕のままだというのなら
命なんて持ったふりして
この日々も死んでいるのだろう



だけど気づいたんだ
僕に何かを注げるのは
他でもない僕だけなんだと


何もない今の僕に何か注げるものがあるなら
踏み出す前は怯えているから
勇気注いでよ　今の僕でいたくない
立ち止まった僕のままだというのなら
これからも何もできないままで
この日々が続くのだろう


踏み出さない勇気よりも
踏み出す勇気を
僕は僕に与えたい