降りやまない雨
降ることのない日差し
もう千年前から
青空は見えない

止まない雨はない
昔の人はそう言った
千年やまない雨
千一年前の言葉

とある書物に記された
晴れと呼ばれる一日
澄んだ空気に青い空
夜になれば光る星

わたしは祈る
明日は晴れますように
晴れがどんなものかは知らないけれど
なぜか胸がざわめく言葉

私は眠る
青い空を夢見て
晴れがきれいなのかは知らないけれど
はいいろよりはきれいだろう



振り続ける雨
流され続けている
この世界の果てまで
青空は見えない

雨上がりはきれい
昔の人はそう言った
千年晴れない空
千一年前の言葉

とある壁画に刻まれた
七色の光の橋
雨上がりを飾るリボン
わたしも渡ってみたい

わたしは祈る
虹がかかりますように
虹を渡れるかはわからないけれど
なぜか胸がときめく言葉

わたしは歩く
虹の橋を渡るため
虹を渡れるかはわからないけれど
きっとあおぞらによくにあう



千年時雨
いつまでもやまない雨
書物も壁画もすべてを流しさる
この雨がやむ日はいつくる

千年時雨
きっといつかはやむ雨
いつやむのかなんてわたしはしらない
それでもわたしは信じてる


万年時雨
今日も降っている雨
西から吹く風が雲を吹き飛ばす
雨音が弱くなっていく

万年時雨
青い空に光る虹
暖かな日差しは世界を照らした
雨はこうして降りやんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

【曲募集中です】 千年時雨

久しぶりの投稿です。
止まない雨はない。
ずーっと降っていても、いつかは絶対に止む。
いろいろなことが変わってしまうかもしれない。
それでも、終わりは来る。

そんな思いを歌詞にしました。

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投稿日:2021/08/29 03:13:52

文字数:593文字

カテゴリ:歌詞

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