ジャケット

懐かしい林檎と大胎動

「赤く熟れたな。」ってあの娘が言った 「……って世界は変わらない。」
髪は靡いて街も外れて でも意味は無く
誰かの怒りに触れてやって 「また一つ。」片隅に
「それで良かったんだ。」林檎とシレネ 「……しがみ尽くせよ。」

何も変わらない この世界すら
「キミの祈りを待ってる。」
永遠の間に 「終わらせたいな。」
賛美歌を謳って

何も無い「そりゃない。」 赤い果実すら「消えたぜ?」
「キミはほら。」 何処へ溶けてく
「遊ばない。」艶無い 口付けだけは吐き出して
「また会いたい。」 それで嘯く
「……懐かしい。」

「そう、絶ちもしないよ。」そう汚してって ただ甘い汁を啜る
脳を壊すような鈍い音すら 「汚らわしい肉だ。」
「もうそうだ、苦労に満ちてんだ。」 吐いた唾もその中
「あぁ、救えないぜ?」そう愚図ついてらぁ 「……キミが林檎なんだ。」

「どう生きたなら……。」 笑い合えたか
「骨の随まで応えて。」
「だってだって!」 扉の向こうにはあの
「……ノスタルジーしか居ない。」

何も無い「そりゃない。」 赤い果実だって「消えたぜ?」
明日はほら 「身体に任せて。」
「遊べない。」僅か それだけに何故頼ろうか
「もう会えない。」 ドロドロな愛を
「……懐かしい。」

もうレースを破って ルールも破って
「林檎を食べさせてくれ。」
明日は無いよ 「昨日も無いよ!」
アタシはそんな世界

何も無い「そりゃない。」 赤い果実すら「消えたぜ?」
「キミはほら。」 何処へ溶けてく
「遊ばない。」艶無い 口付けだけは吐き出して
「また会いたい。」 それで嘯く
「懐かしい……!」

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ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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【オリジナル曲】懐かしい林檎と大胎動(instrumental)

――呼んでみれば、其処に居たのは幼馴染みだった。少年の記憶と何ら変わらないただの少女だった……彼女が"林檎"売りだという点を除いて。話に依ると、どうやら鐘が無いのだという。少年は苦悩した。少女のために鐘を渡すか、身体を汚すまいとするか。



どうも、こんにちは。Alice in 霊脈♪と申します。
今回は一人の少年とその幼馴染みである"林檎"売りの少女のお話です。
最近林檎を食べることに嵌まってます。あ、唐突に思い出した。たべるんご懐かしいですね。



・ジャケット(piapro)
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閲覧数:71

投稿日:2023/08/17 21:05:17

長さ:03:51

ファイルサイズ:3.5MB

カテゴリ:カラオケ/インスト

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