永遠に時を止めた呪われし娘が嫁いだ先は残虐なる領主
十三番目の妻となった赤毛の娘は残酷な美を目にする
息を呑むほどに美しい十二の剥製
硝子の棺の中に横たわる
そして、彼女を待つ空の棺
白い薔薇が誘うように香り
背後から迫る手に捕らわれる
(悲鳴)
特殊な愛を注ぐ呪われし男が選んだ妻は呪われた一族
何度切り裂いても絶える事無い命は彼を虜にした
息を呑むほどに美しい肌に散る鮮血
愛を受け止めるその肉体(からだ)
愛しい彼女を拒む空の棺
怯えた瞳が虚ろに変わり
永遠に時を止め受け入れる
永遠に時を止めた呪われし娘は歪んだ愛を受け止める器
十三番目の妻となった彼女は従順な妻となる
息を呑むほどに美しい憂う瞳
唇が洩らす悲鳴が愛しい
色を失いゆく美しい人
赤く染まる薔薇の上に
永遠の愛を君捧げよう
(悲鳴)
息を呑むほどに美しい肌に散る鮮血
私の愛を受け入れる人
絶える事の無い永遠の命
最後の妻となろう……
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