【A1】
積み上げてた月日が
崩れるのは一瞬なのに
解れてる細い糸 掴みもせずに
怖いほど惰性で暮らしていた

言いかけてた言葉でさえも
お互いに飲み込んで 俯いてた
『愛してる』その一言を
伝えることも出来ずに 消えてく

【B1】
窓の外には騒がしいほど響く
無邪気な子供の声 車のクラクション

胸の痛みを残したままで
世界は回り続けてる
僕の気も知らずに

【S1】
いつの間にか未来の道標を読み間違えてた
そんな僕に

君はその笑顔で その優しさで
変わらない温もりをくれていたのに

後悔の刃を胸に立てて
一人で静かに 孤独な夜空を巡るの

間奏

【C】
終わりのない旅路も 君と二人なら
生きていけると思ってた

行き場のない怒りが 僕を締め付けては
狂おしいほど 記憶の中の幻にまだ
手を伸ばしてた

【C2】
錆びついた心臓に 鈍い鍵をかけて
もう一度 生まれ変わったつもりでも

産声を上げたのは 未熟なままの僕で
一人で静かに 今宵も眠るの

【S2】
動き出した世界の道の中を僕らは歩いて
ひとりひとり

君はその笑顔で その優しさで
新しい温もりを見つけてるのに

僕はまだ卑屈に迷いながら
一人で静かに 孤独な夜空を巡るの


―――――
以下、平仮名(内は1音で2文字です)―――――


【A1】
つみあげてたつきひが
くずれるのはいい(しゅ)んなのに
ほつれてる ほそいいと つかみもせずに
こわいほど だせいでくらしていた

いいかけてたことばでさえも
おたがいに のみこんで うつむいてた
あいしてるそのひとことを
つたえることもできずに きえてく

【B1】
まどのそとにわさわがしいほどひびく
む(じゃ)きなこどものこえ くるまのくらく(しょん)

むねのいたみをのこしたままで
せかいわまわりつづけてる
ぼくのきもしらずに

【S1】
いつのまにか みらいの みちしるべを よみまちがえてた
そんなぼくに

きみわ そのえがおで そのやさしさで
かわらない ぬくもりを くれていたのに

こおかいの やいばをむねにたてて
ひとりでしずかに こどくなよぞらを めぐるの

間奏

【C】
おわりのないたびじも きみとふたりなら
いきていけるとおもてた

いきばのないいかりが ぼくをしめつけてわ
くお(しい)ほど きおくのなかのまぼろしにまだ
てをのばしてた

【C2】
さびついた しんぞおに にぶいかぎをかけて
もおいちど うまれかわあたつもりでも

うぶごえを あげたのわ み(じゅ)くなままのぼくで
ひとりでしずかに こよいもねむるの

【S2】
うごきだした せかいの みちのなかを ぼくらわあるいて
ひとりひとり

きみわ そのえがおで そのやさしさで
あたらしい ぬくもりを みつけてるのに

ぼくわまだ ひくつにまよいながら
ひとりでしずかに こどくなよぞらを めぐるの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

○【歌詞応募】loneliness(仮題)

あるせれ様の曲
https://piapro.jp/t/aCNN
に応募させていただいた歌詞です。

力強さを感じる曲調だったので、少し重ための雰囲気になるように長く連れ添った二人のすれ違いや別れをイメージしてみました。

タイトルは変更OKです。
気になる部分は修正・調整いたしますのでお気軽にお声掛けくださいませ。

閲覧数:113

投稿日:2023/10/14 19:46:22

文字数:1,215文字

カテゴリ:歌詞

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