イヤホンつけたまま
音楽も流さないで
そんなことにも気付かない
地下鉄電車は
雑音と暗闇で
目線はいつも下ばかり

反射した僕の顔　僕は僕さえ見つめられない

曇った耳に聴こえる音は
ガタゴトガタゴト　うるさいの
曇った耳に聴こえる声は
ガタゴトガタゴト　うるさいの
きっと誰も気にしないこと
そんなのずっと　わかってた

残りわずかの充電
だけど音楽聴きたくて
迷ってスイッチ入れられない
地下鉄電車は
そんなこと気にしないで
僕ら乗せ進むんだ

反射した僕の顔　僕は僕しか見ていない顔

曇った耳に聴こえる歌は
ガタゴトガタゴト　きえていく
曇った耳に聴こえるソレは
ガタゴトガタゴト　きえていく
きっと誰も気にしないこと
そんなのずっと　わかってた

そして僕は次の駅
無音のイヤホンつけたまま
なにも変わらず地下鉄電車を降りるんだ
そして僕らは土足で
いつも彼らを傷つけては
なにも変わらず笑って生きていくんだ