【Nostalgic Answer】
たとえ私がのぞんで 叶えたいと願っても
こんな小さな手のひらじゃ 笑われちゃうのかな
いつか大きくなって 自分で立ち上がるとき
僕以外の幸せを 祈るのは傲慢かな
守りたいものと大切なもの
どちらかを手放さなきゃいけないとき
君は(僕は)
君は(私は)
何を抱きしめたらいいんだろう
s
ー答えがほしいー
解答欄は白紙のまま
適当に〇か✕をつけたって
そんなの無責任じゃないか
s
ー答えがほしいー
鉛筆を持つ手は悴んで
どこかの僕が代わって埋めてくれ
この不甲斐ない、空白の決意を
もしも僕がそこにいて 救えなかった何かが
優しく消える世界を なんと呼ぶんだっけな
いつの日か私も目指す 今の世界を背中に
そこに待ってる幸せ 夢見るなんてバカだよね
残したいものと無くしたくないもの
いい子になればキセキが起こるらしい
君は(僕は)
君は(私は)
今こそ何をすればいいんだろう
s
ー答えがほしいー
解答用紙にシワが残った
選択式の隙間に何度でも
削って傷ついた虚しさ
s
ー答えがほしいー
消しゴムを持つ手が震えてる
行き場を失った私の右手は
タイムアップで、力なくうずくまる
c
僕はずっと言いたかった
誰かに憧れられたかった
私はずっと分かっていた
自分が一番可愛かった
今を飲み込めないまま
描くのは遠い未来ばかりで
「そりゃそうだよな」「分かんないはずだ」
もう一度 捨てられた解答を続けよう
s
ー答えがほしいー
悔しかった右手が掴んだ
間違って減点になったって
それがなんだ僕の答えだ
s
ー答えがほしいー
私のことは私が決める
誰にも託さないこの解答(ミライ)に
この不完全な問いを燃やして
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