買ったばかりの手相の本で
運命線を眺めてていても
分かるハズもなく
からまわり
夕暮れの綺麗な河川敷

自転車が後ろを走ってる
学校帰りの子供も走ってる

このままずっと
本見てても
君の事なんて分からないのに
電車の二両目いつもの場所、一人で
音楽聴いているんだよね

なんとなく 傍行って
声を掛けられればいいのにって
思っているのに
想像と空想と 理想と妄想で
両手一杯、カバンからも
溢れる想い


今日も朝起きて画面タップ
占いが一番最初
当たらない事
分かってても
今日がきっと
いい日でありますようにっと

外でママの声がする
そんな私は駅に走ってる

いつもと同じ 繰り返して
君がその角から出てきて
ぶつかって、倒れて そして
「大丈夫?」と声がして
君が手を差し伸べてくれる

妄想ばかり 君はこの駅から
電車に乗らない事は
知ってる
何も知らないと思ってたけれど
知っていた事あったと
にやけ顔で


自転車が後ろを走ってる
登校中の子供も走っている

いつもと同じ 二両目の
いつもと同じ その場所で
いつもと同じ 
時間に 君は一人で
音楽を聴いているんだね

わたしも同じ 二両目の
君が見えるこの場所で
遠くでもなく 近くでもないけれど
ちょうど いい距離で
想像してる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

2両目

閲覧数:47

投稿日:2018/05/05 10:06:17

文字数:583文字

カテゴリ:歌詞

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