一身上の域を 忽せに 箍を外す
彷徨わぬように 氛いへを極に示す
想像から火蓋 切る中　顛末 領に励む霧中[キリナカ]
鞭撻填補に入り乱れつつ 晃晃光る影絵を切り抜き

十進数の指を 忽せに 魂を抜かす
忘れ得ぬように 簪で結い留める
玉石から混淆たる芽吹きが 点々 爆ぜる霧中[キリナカ]
有限事情の律動の渦中　祚い湛えている その衷から

『媒念漂流、大浪漫！』

天真爛漫　上界へ還れ
無知を百も承知で一杯 還俗然り
名人癆咳の余命を 尖端で浴びていたいだけ
キラリ キラリ 御目苦しい

慢心撩乱　迪 外し サラバ
推しに圧され 泣いたみたい　満たない　騫ぶしかない
盖世无双なる荒業に呑める癖に為ったから
サヨナラさ

この十進数の指を 飛び出して 現を抜かす
彷徨わぬように 簪の電極を挿す
妄想かも知らぬ入り中　隕石磊磊 降り頻る中
風末填補に入り乱れつつ 晃晃光る彗星 迸り出す

階層の位も 飛び出して 意識を抜かす
忘れ得ぬように 閂を挿し留める
玉石から混淆たる豪雨が 囂囂 降り頻る中
有限事象の間隙を縫い その時毎に分類が坐し

『定分割法 4 colors』
（定分割法 4 colors）
『定分割法 4 colors』
明滅を彩る補色の目

天真爛漫　上界へ還れ
既知に昏み ちゃっかりばっかり嵌る罠に
弱冠八世の規制に衒って 匡したいだけ
ギラリ ギラリ 閃輝痛い

慢心撩乱　迪 外し サラバ
推しに圧され 泣いたみたい　満たない　騫ぶしかない
才色兼備なる先鋭意が 尋常な鬨に為ってゆく虚しさ

天体が吟う 煌煌
無にもせず吟う 煌煌

健康状態　ガラガラ
（健康状態　ガラガラ）
健康状態　ガラガラ
（健康状態　ガラガラ）

蛍光灯色　ドクドク
『然らば』『神に祀れ 君が魂を』『神に祀れ 君が魂を！』
蛍光灯色　ドクドク
『然らば』『神に祀れ 君が魂を』『神に祀れ 君が魂をば！』

天真爛漫　上界へ還れ！
無知を百も承知で一杯 還俗負荷に
先達大使なる御身に酔い 只に感じていたいだけ
キラリ キラリ 音が煩い

慢心撩乱　廸 外し サラバ
推しに擠され 泣いたみたい　満たない　騫ぶしかない
情状酌量の 世の嫌いが 迚も厭になったから
サヨナラさ