ふと見上げた空 音を立てる川
朝の香りがふんわり包んでいったら
寝ぼけたその声 遠くで聞こえても
少しの間 知らんぷりしてさ

君が駆け寄る音を 待ち望んでいるんだよ
橋の向こうにある雲は いつもと変わらないけど

愛が生まれて消える時 私は君の何になれるだろう
刹那に過ぎ行くこの刻(とき)に 私は何を残せるだろう
ずっとそんな事考えていても 君はきっと気づかないだろう


少しはねる髪 風に揺れる花
時計の針が 未来を告げていったら
ちょっと遠慮がちに 差し出された手
君の笑顔を見ないままに

君がいることが当たり前になっていって
それが日常になったこと とても恐ろしく感じる

誰かが拾い上げたこの命は 一体誰のためにあるのだろう
落としそこなったこの魂は 君の邪魔をしないだろうか
ずっとそんな事を考えていても 君はきっと気づかないだろう


愛が生まれて消える時 刹那に過ぎ行くこの刻
誰かが拾い上げたこの命 落としそこなったこの魂
私は君の何になれるだろう

愛が消えて生まれる時 私は君の傍に居よう
刹那に過ぎ行くこの刻に 僕らなりの想いを打ち付けよう
誰かが拾い上げたこの命は 君に全てを捧げよう
落としそこなったこの魂は 永遠のものにしよう
ずっとそんな事考えていても 君はきっと気づかないフリするんだろう?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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僕の幸福論

幸せな日々には、いつもそれが壊れる瞬間を感じてしまう人間の物語。平和な時ほど、不幸になった時のことを考えてしまう不憫な少女と、それを見守る少年といったイメージで書きました。

閲覧数:63

投稿日:2015/03/02 22:19:50

文字数:565文字

カテゴリ:歌詞

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