「ねぇ、覚えてる?」君は微笑んだ
 茜色に変わりゆく空が ボクの瞳に反射した
 深淵の夢の中 ボクの名前を呼ぶ
 その愛らしい唇は
 まるで美しく輝き続ける ガラス玉の様

 巡る巡る記憶の中に
 見つけた希望の光
 時雨に想い寄せた女心は
 舞姫の如く行き続ける


「ああ、思い出した」君は微笑んで
 ボクの指をそっと絡めていく その指先は雪化粧
 黄色に染まるのは 風になびく君の髪
 その麗しい髪は
 まるで朝露に濡れ輝く 蜘蛛の糸の様

 回る回る時空の中に
 見つけた希望の光
 幻に願い込めた女心は
 舞姫の如く生き続けた


 あの日交わした約束は 遠い明日に消えて
 眠る前に見上げた月がボクのことを嗤った


 巡る巡る記憶の中に
 見つけた希望の光
 時雨に想い寄せた女心は
 舞姫の如く生き続ける

 愛し愛する二人の距離を
 細い糸で受け止めた
 星に願う幼き過去でも
 ボクは君を想い続ける

 君の幻を

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ボクは君の幻にすぎない

せつな系をイメージしました。

閲覧数:40

投稿日:2013/04/25 18:42:24

文字数:416文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました