とても広い世界の真ん中に たった独り取り残していく
君が吐いた大きな嘘だけは どうか誰も気付かないでいて
かなしいことも 嬉しいことも
わけあえたなら よかったのに
いつの間にか互いがわからなくなって
数えたらきりがないほどすれ違ってきた
『理解』なんてとっくに枯れ果てたんだと
ずっと思っていた 思っていたんだ
風も凪いだ世界のすみっこに 僕は独り佇んでいるんだ
涙のない優しい幕開けは きっと君が描いたそのもの
寂しいことも 愛しいことも
忘れられたなら よかったけど
気が付いたら互いに互いを失い
がむしゃらに走り続けて此処まで着いたよ
涙なんて昔に忘れたものだと
ずっと思っていた 思っていたんだ
君がかけた望みは確かに広がり
受け取った願い叶える そのために生きて
喜びさえとっくに忘れてたと 思っていたけれど
僕は笑っている 笑っているんだ
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きみが望んだ世界
https://piapro.jp/t/xQp8
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