雨の記憶


どれだけの雨を越えて
聞いて 見て 歌っただろう
さめざめと泣いて
赤い目を擦る

背中合わせの君と
背中合わせの僕と
ひたすらに傷を舐め合い
ひたすらに罵倒し合った

さようならは聞こえない
君が耳を塞いだから
さようならは言えないよ
僕が口を塞いだから

重い鎖で繋いだ思考は
大河を流れて消えていく
名詞を船にして流した
僕らは名前を失った

どれだけの雨を越えて
聞いて 見て 歌っただろう
さめざめと泣いて
赤い目を擦る

暗い部屋に君と僕
孤独な心が浮かんでる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

*雨の記憶

「私の作品、雨降りすぎだろ」という詩

閲覧数:83

投稿日:2011/01/22 19:17:13

文字数:244文字

カテゴリ:歌詞

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