いよいよ、うさぎさんのむらでおまつりがはじまります。
うさぎさんのリボンをすてた、ねこさんやきつねさんも
おまつりにでてきました。

うさぎさんはそれをみて、ぶるぶるとふるえたくなりました。
でも、ちょうちょくんがみみもとにとまっているので
がまんしています。

いよいよ、むらでいちばんかわいいひとがきまりそうです。
たくさんのおきゃくさんが、うさぎさんのことを
かわいいといいました。

それをきいたうさぎさんとちょうちょくんは
おおよろこびし、おもわずとびあがってしまいます。

でも、そのせいでうさぎさんのみみもとにいるのが
ちょうちょくんだとばれてしまいました。

このおまつりは、ひとりひとりのかわいさを
みるため、ふたりできたうさぎさんと
ちょうちょくんは、ずるをしていると
いわれて、おまつりからおいだされてしまいました。

おまつりがおわり、むらでいちばんかわいいのは
たぬきさんにきまりました。

ちょうちょくんは、ついとんでしまったことを
うさぎさんは、ちょうちょくんをさそったことを
おたがいになきながら、なんどもあやまっています。

そうこうしているうちに、ぞうのおばあちゃんがやってきました。
おばあちゃんは、じぶんにとってうさぎさんとちょうちょくんは
いちばんかわいいから、ふたりになかないでとなぐさめています。

しばらくしてふたりがなきやむと、おばあちゃんは
ふたりに、しごとのてつだいをおねがいしました。
おばあちゃんのしごとは、みんなのふくをつくることです。

うさぎさんは、おばあちゃんにかわいくてきれいなふくの
つくりかたをたくさんおそわりました。

ちょうちょくんは、いろんなところをとびまわって
うさぎさんがつくったふくのいいところを
みんなにおしえてあげることにしました。

ふたりがつくったふくは、たくさんのひとにきにいられて
きたひとをかわいく、そしてきれいにしています。

やがて、うさぎさんとちょうちょくんは
ふくのつくりてとして、しらないものが
だれもいないくらい、ゆうめいになりました。

めでたし めでたし。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

リボンのともだち 後編

絵本や紙芝居のようなお話をイメージしましたが
そのせいでひらがなばかりになりました
ご了承ください。

閲覧数:82

投稿日:2020/05/09 21:37:12

文字数:885文字

カテゴリ:小説

クリップボードにコピーしました