A

浴槽の鏡の前に座って
汚れた白いワンピース 裸足の君
暖かな日差し 春の空気

B

鋏を入れる 君の前髪
心の中に嵐の去った朝

S

切りそろえた前髪がさ 悲しく見えたんだ
コメディみたいな
映画の中に僕はいた すぐ泣けてしまうような
そんな そんな 風景を

A

カトラリー 並べた机はそのまま
タイルの惚けたピンク色 黒髪の君
珈琲の香り さめてしまったな

B'

君の視界は 鏡だけ映して
一旦融け合った二人も
結局二人の独りだ ああ

S

切り落とした前髪がさ 流れて詰まってゆく
「僕らみたいだ」
世間の渦に巻かれずに 漂い流れていくのか
そんな そんな日々を

SS

昇りきった太陽がさ 浴室を暗くするんだ
馬鹿みたいだろ?
浴室の鏡が反射した 残る髪の毛を照らした
微かな 朝の匂い
汚れたワンピースを置いていった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

Bangs

或る一夜と或る朝の話。

ものすごく壮絶な夜の明けた朝の歌です。
曲募集してます!歌詞の改変もOKです!

閲覧数:159

投稿日:2017/05/06 21:54:35

文字数:373文字

カテゴリ:歌詞

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